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ぞうりのTPO
ぞうりには大きく分類すると 「礼儀用」 「訪問用」 「おしゃれ用」 があります。
和装も洋服の感覚で着こなすようになったとはいえ、昔からのきまりを守ったうえでないと
失礼になったり、品位を下げたりします。一応のとりきめをお守りください。
礼装用のぞうり
佐賀錦など、金銀のはいった裂地のもの。白または金銀のはいったエナメル地。錦織各種。
成人式・結婚式・卒業式・謝恩会・結納用・・・
訪問用のぞうり
帯地各種、高級パール染、ビーズ、佐賀錦、加工、白地または淡色のローケツ、コハク錦、うす色のエナメル皮。
子供の入学式・卒業式・気楽なパーティ・訪問・お見合い・お祝い・・・
おしゃれ用のぞうり
染と柄(ローケツなど)各種、エナメル・ワイン、爬虫類、オーストリッチ、メッシュ、シコロ織パナマ・シザール(夏向)、他各種趣味的な素材を使用したもの。
趣味の集い・PTAの集い・クラス会・観劇・・・
ぞうりの装い
きれいに見える履き方
サンダルのようにしっかりと足の指をいれてしまっては、ぞうりの履きこなしとしては失格。
前坪を軽く挟むような感じで、踵は1〜2cm程ぞうりからはみ出るように、
小指はほんの少しだけぞうりから出るくらいがきれいです。
いわばチョンと足をのせるような感じでちょうどいい感じになります。
それぞれ足のサイズや幅も違うのでこんな理想的な履き方は難しいものですが、
少なくとも、両坪の具合だけは守りたいもの。あまり深く足を入れると、いわゆる「ヤボ」になりかねません。
着物とぞうりの合わせ方
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